米国VIベアは上場廃止になっても大丈夫!対策を3つ考えた

 

こんにちは、個人投資家のフジです。

年利40%のリターンを得るため、米国VIベアに投資しています。

 

さて、米国VIベアを持つ上で一番「怖いなー」と感じることは、上場廃止です。

米国VIベアはアメリカのSVXYという投資信託(ETF)が原資産となっています。

値動きも全く同じですね。

それを日本でも投資しやすくしたのが、GMOクリック証券の米国VIベア。

ということは、もしアメリカのSVXYが上場廃止になってしまったら、米国VIベアという銘柄は消えてしまうはずです。

もしそうなったら、米国VIベアへの投資は失敗し、大きな損失を出して終わってしまうことでしょう。

 

しかし、対策が無いわけではありません。

今回は、「米国VIベアが上場廃止になってしまった」場合の対策を考えたいと思います。

 

米国VIベアは上場廃止になっても大丈夫!対策を3つ考えた

 

まず、SVXYが上場廃止になるなんて、実際にあり得るのか?という点から。

これは、結論として「あり得ます」ね。

SVXYは先ほども述べたように、上場投資信託(ETF)です。

それらには、こうなったら上場廃止になるというルール「早期償還条項」があります。

SVXYを発行しているのはプロシェアーズという会社ですが、そのプロシェアーズですら、どんなに「上場廃止にしたくない!」と叫んでも、ルールなので強制的に上場廃止にさせられてしまいます。

 

では、本当にそんなことあり得るのか?

これもやっぱり、「可能性としてはあり得る」と言わざるを得ないと思います。

あくまで可能性としては、ですけどね。

 

2018年2月のVIXショックでは上場廃止を免れたが……

 

もっとも分かりやすい例は、2018年2月のVIXショック。

米国株市場が大幅に値下がりしたため、VIX指数(恐怖指数)の数値も跳ね上がりました。

これによって米国VIベアも暴落。

 

幸い、なんとかギリギリ上場廃止にはなりませんでしたが、本当に上場廃止になっていたとしても、全く不思議じゃないくらいの暴落でしたね。

間一髪、といった感じだったと思います。

 

実際にSVXYと似た銘柄と言われる「VIX系のインバース」(VIX指数が下がったら上昇するやつです)のいくつかは、上場廃止になって消えてしまいました。

たとえば、東証に上場していた「S&P500VIX短期先物インバース日次指数(2409)」。

前日比80%の下落で、早期償還条項(上場廃止)ルールに引っかかりました。

 

SVXYは運も手伝ってなんとか上場廃止にならずに済んだため、皆さんがご存じのとおり米国VIベアは今も取引可能です。

でも、米国VIベアが上場廃止になることはあり得るのか?というと、「あり得る」という心構えが必要です。

 

米国VIベアは上場廃止になっても、本来はいつかは回復する

 

米国VIベアは、コンタンゴという仕組みによって、長期的には値上がりする銘柄です。

皆さんの多くも、米国VIベアのこういう仕組みを活用してリターンをあげたいと思い、投資しているはずです。

 

だから僕たちからすると、米国VIベアが80%下落しても本来は手放したくない。

80%も下落しているわけだからショックですが、それでも売りたくはないんですよね。

なぜなら、米国株市場がずっと荒れ相場でいることなんて考えられないから。

 

ずっと荒れ相場だったら、米国株市場も永遠に下落し続けますよね。

それはあり得ないのだから、たぶん、米国VIベアを頑張って持っていたら、いつか買値まで戻ってきますよ。

そしてその後は、米国VIベアにリターンが乗っていくはず。

 

しかし上場廃止は「ルール」なので、逆らえない!

 

それでも、「○○になったら上場廃止」というルールが決められているわけなので、これには逆らえません。ルールなので。

というわけで、もし米国VIベアが上場廃止になったら、僕はどうしようと考えているか?その対策をご紹介したいと思います。

 

米国VIベアの上場廃止の対策は以下の3つを活用!「米国VIブル」「VIX指数」「S&P500」

 

結論として、以下の3つの選択肢を用意しています。

米国VIベアが上場廃止になったら……。

 

  • 米国VIブル(UVXY)を空売りする
  • 米国VI(VIX指数)を空売りする
  • 米国株(S&P500)を買う

 

米国VIベアは強制的に売らされてしまうことになる。

これは避けられないけれど、そのお金で他の銘柄に投資しよう、ということですね。

米国VIベアに似た(連動しやすい)銘柄に乗り換えることで、「米国VIベアに継続投資しているような感じを、擬似的に作りだそう」という考え方です。

 

対策①米国VIブル(UVXY)を空売りする

 

まず、「米国VIブルを売る」から。

これはとても分かりやすいと思います。

米国VIベアと米国VIブルは、正反対の値動きをする銘柄です。

米国VIベアを買うのと、米国VIブルを売るのとでは、ほとんど同じ投資効果が期待できます。

しかも、VIX指数が急騰すると、米国VIベアの場合「下落」するので上場廃止の危険性がありますが、米国VIブルは「急騰」するので、上場廃止になることはあり得ません。

よってこのとき、僕たちは米国VIブルを売ればいいのです。

 

そして、このとき、米国VIブルはものすごく上昇しているはずです。

上昇というか、すさまじい急騰でしょう。

 

だからそこを空売りすれば、後に大きく下落ことが見込め、リターンを期待できます。

米国VIベアと米国VIブルをひっくり返すと大体同じようなチャートになっていることを利用した戦略ですね。

たぶん、これがもっともいい選択肢ですね。

 

対策②米国VI(VIX指数)を空売りする

 

米国VIが上場廃止になった場合の対策2つ目は、「米国VIを売る」です。

こちらも、米国VIブルを売る理由とほとんど同じですね。

 

米国VIベアはVIX指数と正反対の値動きをするので、米国VIベアが上場廃止になって売らされてしまうほど下落しているなら、米国VIは急騰しているはずです。

だから米国VI(VIX指数に連動)を空売りすればいい。

米国VIブルが新規売り規制(売り禁)になって、空売りできない状態の可能性もあるので、こちらの米国VIも候補に入れておくといいでしょう。

 

対策③S&P500を買う

 

最後に、米国株の買いポジションに乗り換える方法もあります。

これは同じくCFDを使うのが簡単ですね。

 

そもそもVIX指数は、米国株の指数である「S&P500」(日本で言う、日経225)のボラティリティ(価格変動率)を元に計算されています。

だから、もし乗り換えるのなら相関性の高いS&P500がいいですね。買いポジションです。

 

実際、S&P500と米国VIベアは似たような値動をします。

 

米国VIベアは上場廃止になっても大丈夫!対策を3つ考えた

 

米国VIベアはVIX指数と正反対の値動きをしますから、一周まわって米国VIベアと米国株市場は似た値動きをするんですね。

 

もし新規売り規制となってしまい、米国VIブルも売れない、米国VIも売れない……、となったら、僕はS&P500に乗り換えるのがいいんじゃないかと思います。

米国VIベアが上場廃止になるくらい下落しているのだから、米国株市場も暴落しているわけです。

そこを拾っておけば、上昇してくる可能性が高い。

 

上昇してきたら米国VIブルの売り禁も解除されるはずだから、最終的には米国VIブルの空売りに乗り換える……。

こんなイメージがいいんじゃないかと思っています。

 

米国VIベアの上場廃止は「めったにない」けれど、対策はしておくべき

 

というわけで、もし米国VIベアが上場廃止になってしまったら、僕はこんな感じの対策を考えています、というお話でした。

 

米国VIベアに投資している方の中には「上場廃止になった後のことまで考えてなかったなー」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも可能性のあることですから、想定しておいて損はないと思います。

というか、想定しておくべきだと思います。

 

そして、もし実際に米国VIベアが上場廃止になったら、なるべく早く動く(つまり上記の銘柄に乗り換える)ことが大切です。

なぜならVIX指数の急騰は、一瞬にして下落してしまうことが多いからです。

VIX指数は恐怖指数と呼ばれているように、様々な投資家の思惑や心配によって跳ね上がります。

だから、VIX指数の天井圏は、矢のように突き出た後、すぐに下落していきます。

 

高値圏は一瞬で過ぎ去る

米国VIベアの上場廃止は「めったにない」けれど、対策はしておくべき

 

つまり、米国VIブルやVIX指数に乗り換えるのをモタモタしていると、その間に値が大きく動いてしまうかもしれません。

だからここでなるべく素早く、米国VIブルやVIX指数、もしくは米国株市場に乗り換えておくことで、ロスを少なくできると思います。

 

おわりに

 

米国VIベアが上場廃止になったら、米国VIブルやVIX指数、S&P500に乗り換える……。

言葉にすると簡単ですが、これは勇気のいることです。

さらに損失を出してしまう可能性もあります。

なので、この辺りは皆さんそれぞれの判断になると思います。

 

しかし僕は、(ちょっと大げさな話となりますが)資本主義経済をある程度は信用しているので、一時的に荒れ相場になったとしても、すぐに落ち着くと思うんですよ。

だから、ある程度思い切って、上記で挙げた銘柄に乗り換えようと思っています。

 

たしかに、ずっと荒れ相場が続いたら、乗り換えても損をしますね。

でもこれを疑うのであれば、もう株を持っていたって、何に投資していたって、ただじゃ済まないと思います。

急落を免れるのは、避難先として買われやすい金くらいじゃないですか。

原油だって、米国株市場が暴落したら値下がりしますしね。

それこそ、「世界の終わり」です……。

 

まあそんなことはないだろうから、VIX指数もずっと跳ね上がったままなんてことはないはず。

だから僕は、米国VIベアが上場廃止になったら、(慎重さを保ちつつ)米国VIブルや米国VIの売りポジションを保有していこうと思っています。

というわけで、今回は以上です!

 

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