米国VIベアの買い時はいつ?4つの手法を徹底考察!【放置・積立・ナンピン・順張り】

 

マイナーな銘柄でありながら、長期保有することで高いリターンを期待できる「米国VIベア」。

当ブログの過去記事でも、ほったらかし投資で年利40%が期待できる銘柄として紹介している。

天才投資家ウォーレン・バフェットでも年利の平均は20%と言われているから、個人投資家の運用成績としては上々だろう。

 

しかし、いざ米国VIベアを買おう思うと、「具体的にはいつが買い時なのか?」と悩んでしまう場合も多いのではないだろうか。

結論、僕の考える米国VIベアの買い時は、以下の4つだ。

 

  1. 最初にまとめてドカンと買う(バイ・アンド・ホールド)
  2. 分散しながら一定間隔で買う(積立投資)
  3. 下がったときだけ買う(ナンピン買い下がり)
  4. 一時的に下げて、上がり始めたときに買う(トレンドフォロー)

 

米国VIベアは長期的には上昇し続ける可能性が高い。

しかし、①~④のそれぞれ買い方でトータルのリターンが変化してくるのは当然だ。

 

そこで今回は、米国VIベアのベストな買い時を探る戦略として、①~④のうちのどれが優れているのかを考察してみたい。

 

買い時①「最初にまとめてドカンと買う(バイ・アンド・ホールド)」

 

真っ先に思い当たるのは、この戦略だろう。

最初にまとめてドカンと買う「バイ・アンド・ホールド戦略」だ。

この戦略は、銘柄が「長期的には上がり続けるだろう」だろうから、一番安い「今」が買い時だ、という考え方だ。

 

これは、長期的に上昇し続けることが想定される米国VIベア投資の戦略として、理にかなっていそうだ。

そのメリットを考えてみよう。

 

バイ・アンド・ホールド戦略のメリット:

  • 米国VIベアは待てば待つほど上昇するから「今が一番安い」可能性が高い
  • ハマれば一番稼げる
  • 手法としても非常にシンプルで、誰でもできる

 

特筆すべきは、「ハマれば一番稼げる」ということだろう。

 

米国VIベアは「複利運用」で2年目から爆発的に資産を増やせる可能性が高い。

このとき、1年目から大きな金額を入れておくほうが「雪だるま」の成長速度は早くなる。

 

とはいえ、ちょっと「危険な香り」もしないだろうか。

そこでよく考えてみると、次のようなデメリットがあることに気が付く。

 

バイ・アンド・ホールド戦略のデメリット:

  • 買った瞬間に暴落する危険性がある
  • その場合、含み損に長期間耐えるハメになる

 

たとえば2018年には、米国VIベアが過去最大の下落率となった。

「VIXショック」と呼ばれる事件だ。

このとき米国VIベアの価値は一瞬にして90%以上損なわれた。

 

米国VIベア(2018年2月の大暴落)

買い時①「最初にまとめてドカンと買う(バイ・アンド・ホールド)」

 

もしこの暴落の「直前」でバイ・アンド・ホールド戦略を取っていたらどうなるだろうか。

一気に含み損となり、プラマイ0の損益分岐点まで、果てしない長旅が始まる。

あなたはこの含み損に長期間を耐えられるだろうか。

 

買い時②「分散しながら一定間隔で買う(積立投資)」

 

よって、リスクを抑えた投資をするためには工夫が求められる。

そこで、一定間隔を空けながら買う「積立投資」はどうだろうか。

 

これは「米国VIベアを毎月1口だけ購入し続ける」といった投資方法だ。

これならば、先ほどのバイ・アンド・ホールド戦略よりもリスクを抑えた投資ができる。

 

米国VIベアにおける積立投資の具体的なメリットを見てみよう。

 

積立投資のメリット:

  • 分割で購入するため、少額からでも始められる
  • 買い時が分散されているため、「高値掴み」のリスクが減少する

 

特筆すべき点は、「高値掴みのリスクの減少」だ。

積立投資では、そのときの価格がいくらであろうとも、一定間隔で米国VIベアを買うことになる。

そうすると、高値を買うこともあれば、安値を買うことにもある。

よって「平均取得単価」は平均化され、底を拾うことはできないが、天井をつかむこともない。

 

米国VIベアが長期的に上昇がすることを考えると、高い安定性を保ちながら含み益が乗っていくことがイメージできる。

 

ただし、積立投資にもデメリットがないわけではない。

 

積立投資のデメリット:

  • 一直線に上昇した場合、バイ・アンド・ホールドの利回りに大きく劣る
  • 米国VIベアの上昇に伴い、だんだんと一口当たりの価格が高くなっていく

 

積立投資は分割で購入するため、一直線に米国VIベアが上昇した場合、平均取得単価が高くなってしまう。

つまり、だんだん上昇していくチャートを買い上がっていくことになるのだ。

米国VIベアは上昇しやすい銘柄だから、おそらくそうなるだろう。

 

また、積立投資では、継続して同じ口数を購入していく。

しかし、1口の価格は米国VIベア価格と連動しているので、米国VIベアが上昇するほど1口あたりの金額は高くなる。

ということは、「積立投資」と言いつつも、だんだんと購入金額が増えていってしまう。

これは平均取得単価が引き上がる原因になる。

 

メリットが目立つ積立投資だが、デメリットがないわけではない。

 

買い時③「下がったときだけ買う(ナンピン買い下がり)」

 

では、相場の下落時だけ購入する「ナンピン買い下がり戦略」はどうだろうか。

上昇トレンドは無視し、下降トレンドにあるときだけ積立投資を実施するイメージだ。

 

米国VIベア 2018年2月~2019年6月

買い時③「下がったときだけ買う(ナンピン買い下がり)」

 

上図の矢印の部分で買っていく。

直前に大きく急落していることが分かる。

これならば、買い時を分散させながら、平均取得単価も下げられるので、一応ベストな戦略といえるのではないか?

ナンピン買い下がり戦略のメリットは以下のとおりだ。

 

ナンピン買い下がり戦略のメリット:

  • 積立投資よりも平均取得単価を下げられるので、「高値掴み」のリスクが減少する
  • 少し上昇しただけで、すぐに含み益となる
  • 米国VIベアは長期的に上昇するため、ナンピンは「押し目買い」となる

 

ナンピンは通常、ハイリスクな投資法と見なされ、「絶対にやってはならない」と言われることもある。

下降トレンドで買い下がっていくと、最終的に「塩漬け」となってしまう可能性があるからだ。

 

しかし、僕は「米国VIベアとナンピンは相性がいい」と考えている。

なぜなら、「塩漬け」になって困るのは一般的な株式投資やFXでの話で、米国VIベアは「長期投資」で取り組んでいるため「塩漬け上等」だからだ。

つまり、「下げれば下げるほど買い」という考えが成り立つ。

 

そう考えると、「ナンピン買い下がり戦略に死角なし」といった心持ちになってくるが、もちろんデメリットもある。

 

ナンピン買い下がり戦略のデメリット:

  • 米国VIベアが一直線に上昇した場合、買い時を逃す
  • 「どれだけ下がったらいくら買い増すか?」という判断が難しい

 

まずナンピン買い下がり戦略は、買い時を逃す可能性がある。

特に一本道で米国VIベアが上昇した場合、何もすることなく、指をくわえて待っていることになる。

「もったいないことをしたなー」という気持ちになることは避けられず、相当な忍耐力が必要だ。

 

加えて、ナンピン買い下がり戦略は、これまでに紹介した「バイ・アンド・ホールド戦略」や「積立投資」よりも難易度が高く、手間がかかる。

バイ・アンド・ホールドや積立投資については、機械的買うだけであり、実に簡単だ。

しかしナンピン買い下がり戦略では、「どれくらい下がったら買い増すか?」という投資判断の余地がある。

これは初心者なら迷ってしまいやすい。

 

ひとつの戦略としては、「日足チャートを見ながら、直近の高値から10%下げたら買う」などが考えられる。

 

買い時④「一時的に下げて、上がり始めたときに買う(トレンドフォロー)」

 

最後に、上がり始めたタイミングで飛び乗る「トレンドフォロー戦略」もある。

 

米国VIベア「下げたら買い」という「逆張り」の考え方が一般的だ。

しかし、あえて上がり始めたときに買うのがトレンドフォローだ。

 

ただしこれは、高値づかみをせよ、ということではない。

一時的に大きく下落し、その後上がり始めるときを狙って買うということだ。

具体的には下記のイメージ。

 

上昇トレンドが確定したポイント(矢印)から買っていく

買い時④「一時的に下げて、上がり始めたときに買う(トレンドフォロー)」

 

では、米国VIベアをトレンドフォローで買うメリットは何だろうか。

 

トレンドフォロー戦略のメリット:

  • 最適なタイミングで買うことができれば、「美味しい場所」をゴッソリ取れる
  • 上がり始めるまで買わないので、底に近い場所で買いを入れられる

 

つまり、買うタイミングの「精度」を高められるということだ。

相場には、上昇の波と下落の波が交互にやってくる。

トレンドフォロー戦略がうまくいくと、下落の波をつかむことなく、上昇の波だけをきれいに取り切ることができるのだ。

 

しかし、トレンドフォロー戦略にもデメリットはある。

 

トレンドフォロー戦略のデメリット:

  • 毎日値動きをチェックする必要があり、手間がかかる
  • テクニカル分析を勉強する必要がある
  • 単純に難しい

 

まず、トレンドフォローは上がり始めたときをタイミングよく捕まえるわけだから、ほったらかし投資というわけにはいかない。

特に、買い時が近づいてきたときは監視モードに入る必要がある。

 

また、トレンドフォローは初心者にとっては難易度が高い。

投資というよりも「トレード」の技術が求められるからだ。

どちらかというと、株やFX、仮想通貨などの短期トレードを経験したことのある方向けの戦略と言える。

 

もちろん、そうではない人もテクニカル分析を勉強すればトレンドフォロー戦略は可能だ。

しかし、僕は米国VIベアに関してはそこまでの「費用対効果」や「必要性」を感じない。

 

個人的には、そこまで細かい動きに気を使わなくても「長期的には上がっていくだろう」という考えがあるのだ。

そうしたメリットがあるからこそ、米国VIベア投資を実践しているとも言える。

 

【結論】ベストな戦略はどれ?

 

ここまで、米国VIベアの買い時を探る方法として、

 

  1. 最初にまとめてドカンと買う(バイ・アンド・ホールド)
  2. 分散しながら一定間隔で買う(積立投資)
  3. 下がったときだけ買う(ナンピン買い下がり)
  4. 一時的に下げて、上がり始めたときに買う(トレンドフォロー)

 

の4つを考察してきた。

 

では結論、どの方法がもっとも優れているのだろうか。

僕の考えとしては、「②分散しながら一定間隔で買う(積立投資)」もしくは「③下がったときだけ買う(ナンピン買い下がり)」がいいと思う。

 

結局、投資でもっとも避けなければいけないのは大きな損失だ。

だから、大きな利益を出すことよりも、「平均取得単価を低く抑えて負けにくい戦い」をすべきだと思う。

そこで、平均取得単価が安定する②~④のうち、難易度が低い②と③がいいだろう、という考えだ。

 

そういう意味では、「①最初にまとめてドカンと買う(バイ・アンド・ホールド)」はよい方法とは言えない。

(※ただし、投資する金額が10万円以下など少額の場合はOK。そう多くの口数を買えないから必然的に①となるし、少額だからリスクが少ない)

 

投資は余剰資金の範囲内で!

 

最後になるが、どの戦略を取るにしても「余剰資金」の範囲内で実践しよう。

米国VIベアは通常の株式投資よりもハイリスクだから、「余剰資金の中の余剰資金」で実践するくらいの感覚がちょうどいい。

 

「金額が少ないと増えないじゃないか」と思われるかもしれないが、複利で回していけば、元本が少なくても投資効果は想像以上に大きいから心配はいらない。

米国VIベアを知っているだけでも、資産運用で優位に立てる。

あとは、しっかりと資産を守りながら、自身の許容できる範囲内で投資してみよう!

 

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