米国VIの値動きを予想する方法|S&P500をテクニカル分析せよ!

VIX投資法

 

GMOクリック証券で購入できる「米国VI」は、値動きが予想しやすい銘柄です。

なぜなら、長期的には上昇と下落を繰り返すレンジ相場になるからです。

このことがあらかじめ分かっているので、プランを立てやすいのですね。

 

具体的には、「高い場所で売り、安い場所で買う」戦略を取ることで、“長期的な”波を捉えることができます。

 

とはいえ、“短期的な”波については、本当にこれだけで予想できるでしょうか。

実際にトレードをしてみると、簡単そうに見えて、意外になかなか難しいことが分かります。

 

そこで今回は、僕の個人的なトレード経験を交えながら、米国VIの価格を予想する方法をご紹介します。

以下の通りに真似してもらえば、必ず利益が出るなんてことは「ありません」。

僕も、投資家として日々鍛錬を心がけていますが、不調に陥ってしまうこともあります。

 

あくまで皆さんの投資理論を主軸に、以下の内容をプラスαすることで、何らかのシナジー効果があれば幸いです。

 

米国VIの値動きは予想できる?【結論:できる】

 

どんな投資銘柄であっても、そこに資金を投入する以上、何らかの考えがあってのことです。

僕も日々、米国VIをトレードしています。

そういう意味では、米国VIの値動きを『予想できる』と考えているから取引しているわけです。

 

米国VIの値動きも、結局は人間の行動の結果

 

なぜ僕は、米国VIの値動きを読めると考えているのでしょうか。

それは、投資家の行動の結果として、チャートが形成されているからです。

 

当たり前なことではありますが、投資家が買えばチャートは上がるし、売れば下がる。

この点は、米国VI(VIX指数先物)においても同じです。

 

もしあなたが凄い人脈を持っていて、何億人という世界中の投資家に「これから買うんですか?売るんですか?」と聞くことができるとします。

そうすれば、100%相場で勝つことができますよね。

これは、人間が相場を動かしていることを意味します。

 

でも、実際には世界中の投資家に聞いて回ることなどできません。

そこで僕は、他の投資家の頭の中を覗くツールとして「テクニカル分析」を活用しています。

結論、米国VIはテクニカル分析で予想すべきです。

 

テクニカル分析で、投資家の行動は予想できる

 

テクニカル分析は、一定数の人々が「迷信」だと考えています。

あなたも「テクニカル分析で相場を予想できるわけがない」と思っているかもしれません。

 

しかし、僕はそれでもテクニカル分析で米国VIを予想します。

それはなぜでしょうか。

 

多くの投資家がテクニカル分析を使って売買しているという「事実」

 

テクニカル分析とは、チャートだけをみて今後の値動きを予想することです。

ローソク足やその組み合わせ、テクニカル指標、チャートパターンなどを使って相場を考えます。

 

では、なぜこれで米国VIの値動きを予想できるのでしょうか。

それは、多くの人がテクニカルをみて売買している、という「事実」があるからです。

 

書店には、テクニカル分析の書籍が大量にあります。

おそらく、ファンダメンタルズの本の10倍以上はありますよね?

 

そして、こうしたテクニカル分析を根拠に取引しているトレーダーが買い注文を出すと、相場は上がります。

だから僕たちは、テクニカルを知らないといけないのです。

 

もちろん、占いのようなテクニカルもあります。

誰も知らないような「秘密のテクニカル」や「独自のインジケーター」なんてものは、僕は信じません。

多くの人が見ていないなら、それによって出される注文の枚数は少なく、結果として相場は動かないからです。

そのような「秘密のテクニカル」では、相場は予想できません。

 

逆に、多くの人が見ているのであれば、それは「根拠がなくても、根拠があるテクニカル指標」です。

 

僕が重視しているテクニカルのひとつに、直近高値と直近安値があります。

なぜこれが重要かというと、高値の1ティック上、安値の1ティック下には、それぞれ売り手と買い手の損切り注文が置かれているからです。

 

損切り注文は、当然ながら逆指値注文です。

ということは、それが約定すれば、板に並んでいる指値注文を消費します。

これが相場を動かす原動力になります。

その瞬間、予想しにくかったチャートが、明確な意志を持って動き出します。

 

だから僕は、テクニカル分析で米国VIを予想するのです。

 

S&P500をテクニカル分析し、米国VI価格を予想する

 

上述のように、最近の投資家はテクニカル分析を重視しています。

たとえばツイッターでは、多くの人がテクニカル分析に関する投稿をしていますね。

だから僕たちも、テクニカルで相場を考える必要があります。

 

けれども、「米国VI」をテクニカル分析で売買するというのは、どうなんでしょう。

米国VIは、VIX指数です。

VIX指数は、株式市場が暴落したときのヘッジとして買われています。

もしくは、コンタンゴ(価格調整額)による利益を得る目的で売られています。

 

つまりテクニカルをみて米国VI(VIX指数)をトレードしている人は少なそうですよね。

じゃあ、米国VIをテクニカルで見ても意味ないんじゃないか?という話になります。

 

結論、僕は「無い」とまでは言えないけれど、根拠は薄いと思います。

そこで、もっといい方法があります。

それは、S&P500を使うことです。

 

米国VIとS&P500の「逆相関」の動きを利用する

 

S&P500は、アメリカの主力株500銘柄を集めた株価指数です。

日本でいう、日経平均株価のようなものですね。

 

米国VIは、このS&P500と逆相関の値動きをします。

 

正反対の値動きをする「米国VI」と「S&P500」

 

米国VI(VIX指数)は長期的には横ばいに推移します。

一方、S&P500は株価指数なので、上昇トレンドもしくは下降トレンドが発生します。

このため、長期的には米国VIとS&P500は同じ値動きではありませんが、「短期的」にはほぼ逆相関となります。

 

なぜこのように正反対の値動きとなるのか?

それは、恐怖指数は投資家の「恐怖」を示すものだからです。

投資家が恐怖を感じるのは上昇時ではなく下落時なので、米国VIとS&P500は逆相関するのですね。

 

ここで重要なのは、S&P500の値動きが予想できるなら、米国VIの値動きも予想できるということです。

 

そして、S&P500は多くの人々がテクニカル分析を使って相場を予想しています。

株価指数は短期トレーダーの主戦場のひとつだからです。

ということは、S&P500をテクニカル分析することで、高い精度で米国VIの値動きを予想できます。

 

【図解】具体的な米国VIの予想方法

 

というわけで、S&P500から米国VIの値動きを予想することは可能です。

じゃあ、具体的にどうすればいいんだ?」という話になります。

 

残念ながら、一口に「こうすればいいよ」という聖杯を明かすことはできません。

将棋や囲碁と一緒で、その時々で最適な一手を打つのです。

そのために感覚を磨く必要があります。

 

とはいえ、「僕は大体、こんなことを考えながら米国VIを予想しているよ」ということはお伝えできます。

なので以下、そういうレベルの話をしたいと思います。

 

僕がテクニカル分析で見ているところ

 

まず、米国VIを予想する場合、S&P500を最初に分析します。

僕が重視しているのは、以下のポイントです。

 

  • 直近高値・直近安値
  • 主要な戻り高値・主要な押し安値
  • 前日高値・前日安値
  • サポート・レジスタンス
  • トレンドライン
  • 移動平均線

 

そしてこれらのポイントのうち、「今、どのテクニカルが意識されているのか?」を考えてください。

 

たとえば、以下の画像をご覧ください。

S&P500の日足チャートです。

 

S&P500日足チャート

 

結論として、これはEがサポートラインとして意識されているので、Eを割った瞬間にS&P500を売ればいいのです。

ということは、その瞬間に米国VIを買えばいいのです。

 

ここに至るまでの判断を、少しさかのぼって考えてみましょう。

 

まず上昇トレンド中、トレンドラインライン(A)が確認できます。

その後、トレンドはBへと加速していきます。

この角度の傾きは、買いが過熱していることを意味するので、僕は「そこから買うことはしたくないな。トレンドラインBを割るのを待ちたいな」と思います。

 

そして、Cの高値を付けたあと、Dで高値を切り下げました。

これで「おやっ?」と思わないといけません。

高値の切り下げは、ダウ理論でいうと下降トレンドに定義されます。

 

そして、直後にトレンドラインBも維持できず、割り込んできました。

このポイントで、新規にせよ決済にせよ、早めの投資家は売ってきますね。

僕もロスカットを浅くして、試しにショートを打つかもしれません。

 

ただ、ほとんどの投資家は、Eを最終防衛ラインとして考えるはずです。

まだトレンドラインAを割っていないので、ここで踏みとどまれば、上昇トレンドを継続する可能性があります。

Aで、買い目線の投資家が買ってくるかもしれません。

 

しかし、もしEの地点を割ってきた場合、もう買い目線の投資家が買うような目立ったポイントはありません。

しかも、

 

  • Cに対するDの高値切り下げ
  • Bのトレンドライン割れ
  • AのトレンドラインとEのサポートの同時割れ

 

という、これでもかというほどのトレンド崩壊の条件を満たしています。

だからEを割ったら「利益確定売り」「新規売り」がドカッと出てきて「下」に行きます。

 

このポイントこそ、S&P500と逆相関の米国VIの絶好の買い場です。

 

 

実際にVIX指数(米国VI)のチャートを見てみましょう。

やはり上昇しています。

 

VIX指数(米国VI)日足チャート

 

この例では買いましたが、売りから入るときも同じです。

上記の例をひっくり返したように考えます。

 

僕は以前、ツイッターにこのように投稿したことがあります。

 

S&P500の1時間足がブレイクしそう。

ここ上抜けてくると、米国VIも短期的には下に行きそうですね!

エントリーできるように準備しまーす👍

 

その後、実際にS&P500は上にブレイクしました。

そして米国VIは予想どおり下落しました。

 

ブレイクしそうだったS&P500、やっぱり来ましたね。
そしてVIX、米国VIも予想どおり下落👍

来週からもっと伸びてほしいけど、S&P500はレジスタンスも近いので、あまり欲張らずに利確するのがいいと思います!

 

もちろん、予想に失敗することもあります。

上図は、ひとつの成功例に過ぎません。

しかし今の僕の感覚として、米国VIをS&P500をテクニカル分析で予想することは、理にかなっています。

勝ったり負けたりしながらも、トータルで利益を出していくことができそうです。

 

米国VIは「高騰→急落」の予想が立てやすい

 

ここまで読まれた方は、このような感想を抱くかもしれません。

これ、S&P500をトレードするのと変わりないんじゃないか?米国VIでやる意味ある?」と。

 

たしかにそう考えることもできます。

正直、似ている部分は多いですね。

 

しかし僕は、米国VIをトレードに「圧倒的な優位性」を感じることがあります。

それは、それは米国VIが急騰した時に空売りするパターンです。

 

ご存じの方も多いように、米国VIは長期的にはレンジ相場です。

だから、一時的に急騰しても下落してくる可能性が極めて高いのです。

この点がS&P500との大きな違いです。

 

S&P500をテクニカル分析することで、米国VIを売るシグナルが出たとします。

このとき、米国VIが急騰して高い場所にあるなら、かなりラッキーです。

S&P500を買うよりもはるかに有利でしょう。

 

米国VIは、下方向へ引っ張られる力が強力です。

S&P500が上昇していくときは、自力でジワジワ上げていくしかありません。

しかし米国VIはストンと落ちてきます。

米国VIを売るほうが、S&P500を買うよりも、勝率、値幅ともに大きなものが期待できる瞬間があるのです。

 

加えて、米国VIを売りにはコンタンゴ(価格調整額)があるので、なお有利ですね。

ある条件が揃うと「これはもう、リターンを得られる可能性が高いだろう」と予想できるわけです。

 

このように、米国VIとS&P500のそれぞれの特徴を把握しながら、テクニカル分析をしてみましょう。

そうすれば、米国VIの精度の高い予想に繋がるのではないかと思いますよ!

 

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