米国VIの価格調整額の仕組みを理解し、年利10%を稼ぎ出す方法

GMOクリック証券の米国VIの『金利/価格調整額』って何だろう」と疑問に感じていませんか?

この記事では、価格調整額の基礎知識に加え、「価格調整額を利用して稼ぐ」ための実践知識を解説します。

価格調整額は、非常に重要な仕組みです。

価格調整額を知らずに投資すると損をしたり、逆に知っているだけで「年利10%」のリターンを得られたりするなど、損益に直結するからです。

僕は株式、FX、仮想通貨、CFDなどを複数組み合わせて資産運用しています。

その中でも、米国VIはトップクラスに稼ぎやすい銘柄だと考えています。

以下をお読みいただき、ぜひ価格調整額について知って下さい。

1.保有しているだけでリターンを得られる「価格調整額」

「価格調整額」と聞くと、何だかややこしく感じがちですが、実際にはとてもシンプルです。

その基本は下記のとおり。

  • 売りポジションを保有→価格調整額がもらえる
  • 買いポジションを保有→価格調整額を支払う

つまり、価格調整額によるリターンを得たいなら「米国VIの売りポジションを保有」すればOKです。

これだけで、米国VIの売りポジションを持つと「年利10%」ほどのリターンを目指せます。

100万円投資すれば、1年後に110万円となる計算ですね。

しかも、これは全力でショートポジションを取った場合のリターンではありません。

リーマンショック級の金融ショックが到来しても耐えられるように、入金額に対するポジション量を調整しても、「入金額」に対して10%ほどの想定利回りとなります。

ポジションを多めに取ればリターンを増やせますが、それは安全な運用とは言えません。

「安全な運用でも年利10%を目指せる」という点が、僕が米国VIを好んでいる理由の1つです。

そもそも価格調整額とは何なのか?どのような仕組みで発生するのか?ということについては、下記の記事で解説していますよ!

»価格調整額とは何か、分かりやすく解説!【CFD投資の必須知識】

2.なぜ価格調整額がもらえるのか?

ところで、なぜ価格調整額なるものが存在するのでしょうか。

「保有しているだけでリターンが得られるなんて、虫がよすぎる」「何か、裏があるんじゃないだろうか?」と思う方もいるでしょう。

そこで、価格調整額の仕組みについて解説します。

2-1.価格調整額がもらえるのは「コンタンゴ」のおかげ

米国VIは、「VIX先物」に連動するCFD商品です。

ここで重要なのは、「VIX先物」には期日(有効期限)があるということです。

これによって、長期的にみると、古い先物(期近)から新しい先物(期先)へと、期日が来るたびに乗り換える必要があります。

(米国VIを保有している場合は何もする必要はありませんが、裏ではこんなことが起きているんですね)

話を戻しますと、その期近と期先の価格差から生じるのが「コンタンゴ(順ザヤ)」です。

  1. 米国VIの原資産「VIX先物」には期日(有効期限)がある
  2. そのため「古い先物」から「新しい先物」に定期的に乗り換える必要がある
  3. 大抵、古い先物よりも新しい先物のほうが価格が高い
  4. よって乗り換えの際には、買い手は「高く買って安く売る」ことになる
  5. 売り手は「安く買って高く売る」ことになる

この④と⑤で生じる差額が「価格調整額」です。

コンタンゴの仕組みについては、以下の記事で詳しく解説しているので、ここではこれくらいにしておきます。

»コンタンゴの意味を世界一分かりやすく解説!VIX、米国VI、原油を買う人は必見!

3.コンタンゴとバックワーデーションの割合は「8:2」

過去のデータを調べると、コンタンゴとなる確率は80%、バックワーデーションは20%ほどであることが分かっています。

つまり、米国VIの売りポジションを保有していると、80%くらいの確率で価格調整額を受け取れるということです。

だから、米国VIを空売りするとトータルではリターンになるのです。

このすべてを理解する必要はありませんが、「価格調整額がもらえるのには、ちゃんとした理由がある」ということがなんとなく伝われば幸いです。

4.【投資戦略を紹介】米国VIの価格調整額で稼ぐためには?

ここからは、米国VI投資でリターンを最大化する方法を考察します。

結論、米国VIが跳ね上がったときに売り、放置するのがベストです。

なぜなら、米国VIはレンジ相場なので、高値で売ればいつかは安値まで戻ってきます。

これにより、「価格調整額とトレード収益のWリターン」を狙えるからです。

4-1.しかし米国VIの高騰時はバックワーデーションになりやすい

ただし、これには反論があります。

米国VIはコンタンゴになりやすいのですが、急騰時にはバックワーデーションになる確率が上昇します。

つまり、通常は売りポジションを保有していると価格調整額を受け取れる可能性が高くなりますが、高値圏の売りポジションを持っていると、価格調整額を支払う可能性が高くなるのです。

だから、「高値圏で米国VIを空売りするのは避けたいほうがいい」という主張もあるでしょう。

しかし、僕はそれでも「高値圏で売りを仕込むべき」と考えています。

米国VIの高騰時はバックワーデーションになりやすい

なぜなら、安値圏で売ったとしても、「将来にわたってコンタンゴを維持できるかどうかは誰にも分からない」からです。

上図のように金融ショックの際に米国VIは上昇します。

金融ショックを事前に余地できる人はいないはずです。

もし価格調整額を得ることを目的に安値圏で売りポジションを持ち、その直後に米国VIが急騰したらどうなるか。

コンタンゴからバックワーデーションに移行し、「含み損を抱えた上、価格調整額も支払う」という最悪のパターンが考えられます。

一方、高値圏で売りポジションを持つことに成功すれば、その瞬間はバックワーデーションとなり、価格調整額を支払う羽目になるかもしれませんが、有利な位置でエントリーしているので、しばらくすれば下落してきます。

そうなってしまえばこっちのもの。

含み益が乗る&価格調整額も受け取れる」というWリターンが実現します。後は、高値で仕込んだ「神ポジション」を持ち続けるもよし、利食ってもよし、です。

なので僕は、価格調整額狙いで米国VIを売る場合であっても、なるべく高い位置でショートポジションを持つべきだと考えています。

5.まとめ

米国VIは「面白い」「分かりやすい」「稼げる」という、素晴らしい銘柄です。

マイナーな投資手法なのが不思議なくらいで「みんなやらないのかな?」と思ってしまいます。

個人的には、株式投資、FX、仮想通貨、CFDなど、無数にある投資商品の中で、米国VIは資産運用に絶対に外せない銘柄だと感じています。

もちろん、価格変動が激しいのでリスクは高めです。

この点は、ポジション量を抑えて対応すべきですね。

株式投資などと同じ感覚でやるのはリスキーですので、基本を学んでから実践しましょう。

米国VI投資で心がけるポイントとしては、

  • レバレッジが5倍であることをを忘れない
  • 値動きが激しい銘柄であることを理解する
  • ポジション量を物足りないくらい抑えて投資する
  • 失ってもいい余剰資金で行う

などがあります。

こうしたことを念頭に置き、安全に楽しく資産運用していきましょう!

 

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